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無痛分娩希望なら病院選びに注意

都市部ではメジャーになってきた無痛分娩。選べるなら無痛分娩を選びたいところです。
(※事故については今回触れません)

 

■分娩の種類

・帝王切開(完全麻酔・産後痛い)

・無痛分娩

・和痛分娩(本陣痛の痛みを軽減)
・自然分娩(経腟分娩)

 


■無痛分娩

 

無痛といっても全く痛みがなくなるのではなく、痛みは10%ぐらいあるといわれています。麻酔が強すぎるといきみにくいので、ある程度の痛みは仕方ないと思います。

 

麻酔の量・タイミングが産院により様々なので、どれほど痛みが軽減されるかは病院により差があるので、事前にしっかり確認した方がいいです。

 

前駆陣痛(初期の陣痛)では麻酔を使わず、本陣痛から無痛をする病院もあります。前駆陣痛も十分痛いので最初から麻酔してくれる方がいいです。本陣痛だけでも有難いのでそこは個人の判断です。

麻酔科医がいる時間しか無痛分娩ができない病院も多いので、産気づく時間によっては自然分娩になることも。麻酔科医が不足しているので仕方ないですが、非常に残念ですね。

祝日・休日は無痛分娩をしていない病院もあります。無痛分娩可能日数が少ない為、早めでないと分娩予約ができないこともあります。年末年始は日数が少ないので、より早めの予約が必要です。

 

無痛・和痛分娩は、疲労が少ないので、後の回復を助けるといわれています。小さな子供がいるが家族に頼れない人は、心強いですね。

 

■計画無痛分娩

 

陣痛が来ても一人で病院に行けるか不安もありますよね。ご主人は仕事、家族も遠い、小さい子がいるなど、急な陣痛に対応できない場合は、計画無痛分娩がおすすめです。

出産予定日の1週間ぐらい前に促進剤で出産するので、自分ひとりで病院に行けます。急な産気を不安に思うこともありません。
ちょっと早めに生まれてしまうので「赤ちゃんのタイミングで産みたい」という方には向きません。私は赤ちゃんが早く生まれることに抵抗がありましたが、医師が見てくれるので心配はないでしょう。
いつ産まれるかという不安からは解放されるので、楽ですね。


できるなら産気づいた時の対応も確認した方がいいと思います。
知り合いの初産婦さんが、陣痛が来たので病院に連絡したら「まだ陣痛が弱いから来院しなくていい」といわれて自宅で頑張り過ぎ、結局病院に行って1時間で生まれた方がいます。無痛分娩がメインの病院なのに陣痛でほとんど苦しんでいるし、無痛分娩の意味がないです。


これはどれでもいえることなのですが、妊婦さんの不安に寄り添って、念の為でも診察してくれる優しい先生がいいと思います。

 


■和痛分娩

 

一生に一度なら陣痛を経験したいなら、和痛分娩がおすすめです。
無痛分娩との境目はあいまいですが、最初から麻酔するのでなく、本陣痛の最後の強い痛みの時に麻酔をするパターンが多いです。

筋肉注射で痛みを和らげる方法もあります。

 

 

■産院のサービスについて

 

無痛分娩を売りにしている産院はホテルライクなサービスを売りにしているところもあります。過度に華やかな病室、豪華そうなフレンチディナーの病院食などを実施している病院もありますよね。難産を扱う大学病院ではそのようなこと絶対ないですよね。
そういったサービスは本質(出産)と関係ない無価値なものです。そのような病院は本来の医療・出産と関係ないところに注力している経営方針なのです。医療に真摯なスタッフがいるのでしょうか?
医療の質と全く関係ないサービスは必要ですか?

今では出産は命がけの行為ではありませんが、出産は母と子が命がかかった大変なことです。安心してお任せできますか?
自分の入院中の快適さより、医療技術の質の方が重要ではないでしょうか?

 

(中絶手術で違法行為をした病院の産院は、病院への送迎サービスとして無料リムジン送迎をしてました。送迎バスはわかるけど、リムジンの必要性は・・・??)

 

~個人的感想~

陣痛は耐えられるけど、できるなら無痛がいいです。純粋に出産の感動を味わえると思います。

私は無痛分娩希望でしたが、里帰り出産で無痛分娩をしている産院がなく、自然分娩でした。赤ちゃんが出てきたときに「やっと会えた」という感動より「やっと痛みから解放された」という感慨のが強かったです。2時間休みなく「ゴールがいつかわからない痛み」と戦っていたから当然です。

想像を絶する苦行でしたが、本当にすっかり忘れてしまいます(笑)